F〜ファナティック〜








タイトル F〜ファナティック〜
ブランド PrincessSoft
発売日 2004年7月29日
原画 成瀬ちさと
シナリオ 小林且典

【キャラクター】

メインヒロインは5人かな。
普通の恋愛ゲームとはちょっと違いますからね。
サブキャラは10人ちょい。


スコット・ウィルソンの一人娘。
1883年、ウィルが行き倒れているところを助ける。
以後ウィルのことをなにかと気にかけている。
紅茶を煎れる腕は確かなのだが、料理の腕が壊滅的にダメ。

事件の最大の鍵を握る人物
エリザベートの生まれ変わりで、狩る者の最終的な標的になる。
まぁメインヒロインだし。


下宿の大家であるミリア・フィオリーゼの一人娘。
身体が弱いためにほとんど家を出ることが出来ない。
外出すると体調を崩してしまう。
ウィルのことを兄、カレンのことを姉と慕っている。
レディであるけどまだまだ子供。
アーニーとは歳が近いためすぐに打ち解けるようになる。

取引の材料によくされる(爆)

アリシアの命を救うために、カレンを犠牲にフランを犠牲に等。
『アリシア死亡』のCGは悲しいほどに綺麗でした。


ホワイトチャペル地区に住むスリの少年。
……って普通書くべきだよね。
なのにオフィシャルサイトも取説も『スリの少女』と明記。

ネタバレだろ?(死)

ウィルの財布をすったことにより知り合い、以降協力を得て色々な情報を得ることになる。
リサやユエルンとは最初から顔見知りである。
ネズミの伯爵をペットに飼っている。
あの長い髪が帽子に収まるものなのか至極疑問。


占い師。
『真紅の魔女』の異名を持つ。
赤い格好をしているからこその異名なのか? 異名を持ってるから赤い格好をしているのか?
炎の魔法を使うので『真紅の魔女』です。

魔女狩りに合うぞ?(笑)

アドバイスしてくれたり、敵と戦ってくれたり非常に役に立つお姉様。
その正体は王立魔術協会の一員。
ウィルに死んだ弟の影を重ねており、協力しつつ見守る。


事件現場に居合わせてウィルが保護した少女。
記憶の退行で言動が幼い少女のよう。
毎晩ベッドにもぐりこんできてくれる。

萌える(爆)

名前も覚えていないので皆でつけることに。
ウィルがフランス語のブランシュ(白の意)の案をあげたところ、本人が『フラン』と反応したのでその名に決定。
狩る者を倒すため、そしてエリザベートの魂の入れ物として創られた器。
人外なるもので、驚異の力・速さを誇る。
エーテルの剣で狩る者と戦う。
カレンと同じくらい事件の鍵を握る人物。
ある意味二重人格だよな。
最後にはスコットの義理の娘となり、一緒に暮らしていくことになる。

サブキャラ
ミリア・フィオリーゼ 下宿の大家さんでアリシアの母親。アリシアを救う為、悪魔の声に耳を傾ける
ロー・ユエルン イーストエンドに住む東洋人の医者。その正体は三賢者の一人・メルキオール
アーチボルト・ガードナー ウィルの仕事仲間でフリーのカメラマン。ガードナー家を出てユンファと二人暮らし
リー・ユンファ アーチボルトに仕えるメイドさん。アーチボルトのことを想っている
スコット・ウィルソン デイリー倫敦の編集長でカレンの父親。下宿の大家であるミリアに気がある
レストレイド スコットランドヤードの警部。コナン・ドイルに生み出された架空の人物
ヘザー イーストエンドの娼婦。アーニーの母的存在。普段はおっとりとした口調
ジェイムズ デイリー倫敦の先輩記者。何かとウィルを苛める。モロー博士にいいように扱われる
モロー 倫敦病院の医者。マッドサイエンティスト。H.G.ウェルズに生み出された架空の人物
ヴァン・ヘルシング 医学・哲学・文学博士。ウィルの力になってくれる。ヴィクターメモの一部を持っている
ナイアル神父 星の智慧教会の神父。奇跡が使える。狂って敵になる
ヴィクター・F・フランケンシュタイン 16世紀の科学者。全ての事件の発端。エリザと再会を果たすため壮大な計画を立てる
エリザベート フランケンシュタイン博士の恋人。博士に創られた怪物に殺されてしまう
ジャック・ザ・リッパー 19世紀末のイギリス・ロンドンに実在した連続殺人鬼。別名『切り裂きジャック』

【シナリオ】

オフィシャルHPより抜粋。


時は19世紀末。
世界の中心たる大英帝国、その首都倫敦。
光り輝くその街は、故に影も深く、
様々な栄華栄耀と共に、
目も覆わんばかりの貧困と悪徳が渦を巻く
混沌の都でもあった。

そして、科学が一挙に花開くと共に、
一方では未だ迷信的なオカルトが力を保っている……
そんな幻想の世界。

新聞記者見習いである主人公ウィルは、
見知らぬ女性が惨殺される夢を見るようになっていた。
そんな最中、街を騒がす連続殺人鬼、
通称「ジャック・ザ・リッパー」の事件を
ひょんな成り行きから追い始めるようになる。

次々と惨殺される女性達。
終わらない悪夢。
彼が出会う「闇」はどんどん深くなっていく。

彼の目の前に現れるのは怪しげな人物たちばかり。
ウィルを疑うスコットランドヤードの敏腕警部レストレイド。
風変わりな学者、ヴァン・ヘルシング。
怪しげな科学者、Dr・モロー。
そして、殺人現場に常に現れる、血まみれの「白い少女」……

彼らは味方なのか、それとも敵なのか。

現実と架空の存在が入り混じる幻想の倫敦を舞台に、
今、鮮血と暗黒に染まる切ない恋物語の幕が開く。

ウィルはリッパーを追い詰めることができるのか?
そして、見知らぬ白い少女との関係は……


クリアする毎に分岐が増えていくタイプのゲームです。

【CG】

  ノーマルCG
種類 103枚
差分 187枚

CG鑑賞モードで観れるもののみ集計。

【音楽】

◆オープニングテーマ曲
The Silent Nightmares (ざ さいれんと ないとめあーず)
歌:ロビン/作詞:Bun Yoshida&hajime kanasugi/作曲:Bun Yoshida

この街の見えないdestiny 深い闇のように
優しさに潜んだmystery 閉ざされる心

かすかに聞こえる ささやく声はどこから?
震える身体がまた凍りついていく

見えなくて 逃げ出したくて
あてもなく走り出す 迷路へと
いつかここからきっと抜け出す日が
来ること信じたい

この街の見えないdestiny 深い闇のように
優しさに潜んだmystery 閉ざされる心

どこまで行っても赤レンガ続くこの道
窓には冷たい 氷のような景色

風に揺れ木の葉の色が
変わろうとする時と同じように
人の心も生まれ変わってゆく
ものだと信じたい

せまりくる見えないdestiny 長い夜に怯え
微笑みに潜んだmystery 真実はどこに?

この街の見えないdestiny 深い闇のように
優しさに潜んだmystery 閉ざされる心
せまりくる見えないdestiny 長い夜に怯え
微笑みに潜んだmystery 真実はどこに?

◆エンディングテーマ曲
I'm standing (あいむ すたんでぃんぐ)
歌:佐藤裕美/作詞:Bun Yoshida&hajime kanasugi/作曲:Bun Yoshida

終わりとか永遠とか愛や失望
見えないものがこんなに
ひしめき合ってる

静寂の中瞳を閉じれば
かすかに聞こえてくる
私だけの音

夜には眠りが来て朝には目覚め
光に動かされてその日が始まる

繰り返され 過ぎ行く時間に
変わらず在り続ける
私だけの音

息をしながら 何かを感じて ここに立って
この瞬間を生きてゆくことができればいい
どこかへ向かっているんだろう

終わりとか永遠とか愛や失望
見えないものがこんなに
ひしめき合ってる

静寂の中瞳を閉じれば
かすかに聞こえてくる
私だけの音

昨日の夢を忘れていくから 夢をみれる
涙を流し 迷いながら いつかたどりつける

I'm standing here with the sound only I can here
I'm standing here with the sound only I can here

息をしながら 何かを感じて ここに立って
この瞬間を生きていくことができればいい
どこかへ向かっているんだろう

◆BGM

01. Fanatic
02. 穏やか
03. 雑踏
04. コミカル
05. 倫敦
06. 思い出
07. スラム街の少年
08. 封印された記憶
09. 混沌の街
10. 狂気
11. サスペンス
12. 勇気
13. 戦い
14. 魔法のキス
15. 孤独な狩人
16. 無垢の微笑み
17. 朧診療所
18. お別れ
19. 終劇
20. 紅蓮の魔術師
21. 恋愛
22. 恐ろしい
23. 荘厳なる賛美歌
24. 哀しみの雨
25. The boy of the slums
26. Kiss of magic
27. Solitary hunter
28. A pure smile
29. The magician of a red lotus bloom
30. Fight
31. 日常
32. Separation
33. オルゴール
34. A town begin confused

【感想】

アリシア > カレン > フラン > ユンファ

上位はこの4人くらいです。
トゥルーエンドじゃカレンとフランでウィルの取りっこしててアリシアが加わらなかったのが残念。
ユンファはダンナが決まってたから仕方ないですが、結構萌えた。
シア・リサ・フランは黒・赤・白って色のイメージがかなりあるな。

■アリシアシナリオ
▽▽▽ 以下反転ネタバレ ▽▽▽
シアの病気が一向に良くならず、毎日毎日イーストエンドの星の智慧教会を訪れるミリアさん。
ある晩、ミリアさんがいつになっても帰ってこない。
探しに出たウィルはミリアさんが倒れている現場に行き着く。
そこでは黒い人物と白い少女が戦っていた。
黒い人物は星の智慧教会のナイアル神父だった。
ところが白い少女にやられたナイアル神父は霧のように消えてしまう。
それから数日後、気分転換にアーチボルト・カレン・アリシアの4人でプラネタリウムを見にいく。
そのとき脳裏にユンファが襲われる光景が流れてくる。
デートを途中で打ち切りアーチボルトと共に現場へ向かう。
そこで2人を待っていたのは虫の息のユンファだった。
秘めた想いをアーチボルトに告げ息を引き取るユンファ。
後日行われたユンファの葬儀でアリシアが具合を悪くしてしまう。
調査を進めるうち、ウィルは連続殺人が無差別ではなく特定の人物を狙ったものと突き止める。
身体に星の形のあざを持つ女性が狙われる。
そして、カレンにもあることを知ったウィルは彼女を逃がそうとする。
そんな2人を待ち伏せていたのは黒い短剣を持つミリアさんだった。
突然のことにパニックになる2人。
アリシアの命を助けるためにカレンの心臓を欲すミリアさん。
ファナティックと化したミリアさんを止めたのはアリシアだった。
しかし家は火に包まれてしまう。
ミリアさんとカレン、2人の命を犠牲にアリシアは元気な身体を取り戻す。
ウィルは2人を見殺しにした罪を背負いアリシアと2人で人生を歩んで行くのだった。
△△△ 以上反転ネタバレ △△△

アリシアシナリオは大体こんな感じ。
この前も書いたけど、本当に悲劇な話。
カレンのセリフにこんなのがあります。

「…それに、もう、私生きていたくないよ…」

これはきいたよ。

■トゥルーシナリオ
▽▽▽ 以下反転ネタバレ ▽▽▽
ウィルはある晩、事件現場と思しきところで1人の少女を保護する。
腹部に激しい傷を負い血まみれになった白い少女。
だが、その傷はいつの間にか塞がっていた。
彼女を家に連れ帰り記憶が戻るまで面倒を見ることにする。
しばらくは事件の調査と暖かい家庭、日常の中に生きてきた。
だがある晩、非日常は突然と日常を崩していった。
突然ウィルの部屋に襲いくる化け物。
人狼の姿をしたそれは、豹変したフランに退けられる。
ところが人狼はカレンをさらって逃げていく。
無事救い出せたものの、ウィルはフランが人間でないことを知った。
そして知り合ったヘルシング博士とともにヴィクターメモの内容を解き明かす。
16世紀の科学者ヴィクター・F・フランケンシュタイン博士は恋人を蘇らせるつもりだった。
しかし、恋人だけ蘇らせてどうするつもりなのか?
そうではなかった、博士は自分の魂をも蘇らせるつもりだった。
そして博士はすでに蘇りかけつつあった。
ウィルの身体に。
今まで幾度と経験してきた悲劇。
カレンの死。
アリシアの死。
アーニーの死。
リサの死。
フランの死。
それは全部起きたこと、起きえたことだった。
全ての悲劇のあと、ウィルの魂は時間を越え過去に飛んだ。
そのことに気付き悪夢の循環を終えようとする。
『狩る者』であるパラケルススの短剣。
それを破壊すると『器』であるフランも使命を終え消えてしまう。
だが、ウィルは自分の魂をフランに移すことで彼女を救うことにした。
『狩る者』を倒し、愛しい人々に別れを告げフランに魂を移す。
そしてウィルは生と死の間でユエルンの正体を知った。
東方より来たりし三賢者の1人・メルキオール。
それがユエルンの正体だった。
彼は自分の命をウィルに与え、この時系列から去っていった。
こうして事件は終わりを向かえ、みんなが幸せに暮らす結末を迎えた。
ただし、ユエルンだけは戻ることはなかった。
△△△ 以上反転ネタバレ △△△

正直、この文章では伝わってない気がします。
それだけ壮大な話でした。
とにかく良かった。
ギャルゲーといっても恋愛要素は薄く、シナリオゲーですね。
これが発売されたのがちょうど夏期休暇の前でした。
フルコンプするにはかなり時間かかります。
だけど、それだけのボリュームがあって素晴らしいシナリオだと思います。

103種187枚です。
かなり充実しています。
欲を言えば、もっと血みどろのCG多くても良かったかな(笑)
アリシア死亡のCGなんかは結構好きですね。
シアが死んだら悲しいけど。
CGモードで立ち絵も見れたら良かったです。

BGMは全34曲。
初回版のサントラには39曲あるからアレンジでしょう。
OPもEDも歌あり。
OPの歌詞の一部。

風に揺れ木の葉の色が
変わろうとする時と同じように
人の心も生まれ変わってゆく
ものだと信じたい

転生輪廻が鍵となっているシナリオに合った歌詞。
最後の方のウィルのセリフに、「百万回の再会を果たすことができます」というのがあります。
恋人達の魂が生まれ変わってゆくって素敵ですね。
オリジナル小説の方で恋人達の魂が転生するって設定使っています。
トゥルーエンド以外ではスタッフロールで流れるI'm standingがkaraoke.verです。
歌付きのI'm standingはトゥルーエンドでしか聴けません。
これは結構良かったな。
BGMでは、『恋愛』『Kiss of magic』が好きですね。

PS2初回版にはオリジナルサントラCDがついてます。
OP・EDのフルコーラス聴きたいので当然こっちを買いました。
なのでPC版に関しては知りません。
OPアニメがいつでも見れないのは残念ですね。
いい出来ですし。
セーブ・ロードが遅い気がするけどこんなもんなのかな?
フルコンプ特典として声優さんのコメントがあります。
もっと多くの声優さんの話が入らなかったもんかね。
せめてユンファくらい(泣)

おまけ『ヴィクターメモ完全版



戻る