彼女たちの流儀





タイトル 彼女たちの流儀
ブランド 130cm
発売日 2006年6月23日
原画 みやま零
シナリオ まやせろみ、西空康誠、御童魁

【キャラクター】

メインキャラは6人です。
サブキャラはクラスメートで親友の五百里。
演劇部員の櫻子、佳推、山下、丹波の全部で5人います。
演劇部員ってこれで全部じゃないよね?
裏方が少なすぎる(せせりだけ)気がする。
でも、合宿では男3人だけだったしな。


時代劇大好き!

3年生で演劇部部長。
他を寄せ付けない演技力を持ち、他の役者の演出指導なども行っている。
部員からは部長と呼ばれている。
呼び捨てで構わないと言いながらも、せせりに呼び捨てされた時の冷たい眼差しは笑えた。
胡太郎に合宿の件を伝えてなくて突っ込まれたら完全スルーもまた笑えた。
演劇部部長で他の部員からは一目置かれ、恐れられてすらいる。
クールビューティーに見えてお茶目な面が多い。
双子の姉に朱音、弟の胡太郎と合わせて3人姉弟。
5年前に人間から吸血鬼へ転化を果たす。
その時に父親を殺している。
胡太郎が白銀の家を出てすぐに吸血鬼に転化する。
胡太郎のことが好きだが、いずれ別れる運命のため冷たく当たる。
それでも胡太郎を側に置いておきたくて演劇部に勧誘する。
食餌として火乃香から吸血し、胡太郎と性行為を交わす。


フトゥーだよ

2年生で胡太郎のクラスメート。
鳥羽莉の双子の姉であるが、1年病欠していたため学年は彼女より1つ下。
小さい頃は身体が弱く部屋を出たことがなかった。
5年前に転化を果たし吸血鬼になり、今では人並みに健康である。
1日のほとんどの時間を寝て過ごしている。そのくせ成績は悪くない。
演劇部員ではないけど、よく演劇部に遊びに来ている。
文才があり『月の箱庭』の台本をはじめ、鳥羽莉が出演する劇の台本は朱音が書いている。
ただ、演劇そのものは嫌いである。


スク水巨乳メガネっ娘!

胡太郎の幼なじみでクラスメート。
小さい頃は胡太郎と鳥羽莉と3人でよく遊んでいた。
その頃から鳥羽莉に対しコンプレックスを持っており、鳥羽莉の方も千佐都の気持ちに気付いていてお互い疎遠。
その実は、小さい頃から胡太郎のことが好きで、鳥羽莉の胡太郎に向ける想いに気付きライバル視している。
家が合気道道場を経営していて、彼女も師範代の位を持っている。
朱音とは仲もいい。


ダブルお赤飯。

胡太郎の後輩で演劇部員。
以前、飼育委員のとき胡太郎に助けてもらいその時から胡太郎のことが好きになっている。
告白したが玉砕し、その後演劇部に来た胡太郎と再会を果たす。
周りの目を気にせず想いを公言している。
結構ボケボケなキャラで、ことわざや慣用句などを間違って覚えている。
涼月とはクラスメートで親友。
演劇部では、役者ではなく衣装のお針子を担当している。
母親と2人暮らしで父親はいない。


完全なるツンデレ!

胡太郎の後輩で演劇部員。
せせりのことをとても大切に思っており、胡太郎がせせりを泣かせたため彼のことを嫌う。
1年生ながら演技力は確かで、劇では主要キャラの占星術師アルクラを演じる。
兎月という苗字から胡太郎のことを『ウサギ』と呼ぶようになる。
実の兄に性的悪戯をされて以来、男嫌いとなっている。
胡太郎とデートするときも、胡太郎を女装させる。


デザートは……あ・た・しです♪

白銀家の家令兼家政婦。
屋敷の管理維持を行い、全ての家事をも1人でこなす天才メイド。
その実は厚生労働省の職員で、吸血鬼である朱音・鳥羽莉を監視する管理官である。
代々管理官を務めていて、父親もそうであったが白銀満月に恋し命を落としている。
鳥羽莉&朱音の食餌の対象でもある。
外見とは裏腹に恐ろしいほどのぬいぐるみコレクター。
移動手段にバイクを使い、愛車に手を出す人間には容赦ない制裁を加える。
完全無欠に見えるが、『ラセンウズマキリングニイタカヤマトミエナナフシモドキ』という虫が苦手。
つーか、なんでそんな虫が日本にいるのよ?

サブキャラ
柴原 五百里 (しばはら いおり) 胡太郎のクラスメートで悪友。年上のお姉さんを何人もはべらせている
尾瀬道 櫻子 (おぜみち さくらこ) 演劇部員の2年生、劇では貴族Aを演じる。佳推とクラスメート
杉浦 佳推 (すぎうら かすい) 演劇部員の2年生、劇では貴族Bを演じる。胡太郎とは別のクラス
山内 聖児 (やまうち せいじ) 演劇部員の3年生で副部長。神学校進学が内定し今でも部活に出ている。通称『仏の山内』
丹波 文雄 (たんば ふみお) 演劇部員の1年生、劇では貴族Cを演じる。涼月とクラスメート
白銀 満月 (しろがね みつき) 鳥羽莉・朱音の伯母。彼女も吸血鬼で今は英国の田舎の方に住んでいる

【シナリオ】

オフィシャルHPより抜粋。


主人公、兎月胡太郎はすましていれば深窓のお嬢様で通るような可憐な美少年。
両親の離婚以来、家を出た母と2人で暮らしてきたが、母の急死によって実家に帰る事になった。

元は華族だという、地方の旧家。
5年振りにその敷居をまたいだ胡太郎は、
母といる間一度たりと会う事を許されなかった双子の姉たち、鳥羽莉と朱音に再会した。
2人は5年も経つにしては驚くほど変わらぬ姿であったが、
かつては感じ得なかった妖精めいた美しさに溢れていた。
再会を喜ぼうとした胡太郎だったが、下の姉・鳥羽莉(とばり)の態度はあまりに冷たかった。

それから半年。

姉たちの通う学園に転校した胡太郎は、それなりに新しい学園生活を満喫していた。
クラスメイトになった幼馴染の少女や変わった友人、病欠で留年しているもうひとりの姉・朱音。
騒がしくも愉快な学生生活は、あわただしくも過ぎて行く。

しかし、鳥羽莉だけは胡太郎に笑顔を見せなかった。
いつも一緒に遊んでいた、幼いころの鳥羽莉――優等生として慕われている学園とは違い、
屋敷の中では淡々と振舞う姉は、どことなく嫌いだった父に少し似ていた。つまり、苦手だった。
初めは打ち解けようとした胡太郎だったが、つれなくあしらわれて挫折した。
もう、姉が自分を見てくれる事はないのだと思っていた。


――その夜までは


基本的には胡太郎の演劇部活動がメイン。

【CG】

  ノーマルCG エッチCG
種類 41枚 49枚
差分 241枚 570枚

CG鑑賞モードで観れるもののみ集計。

【音楽】

◆オープニングテーマ曲
Red−reduction division− (れっど−れじゅけーしょんでぃびじょん−)
歌:fripSide/作詞:Satoshi Yaginuma/作曲:Satoshi Yaginuma

逃げられない運命だから せめて優しい夢を見せて…
時間の止まらない永遠に 君と2人生きること
現実からは抜け出せない だから今日も演じている
深紅に染められた世界に 君の優しさを探し続ける…

闇夜に浮かぶ月の光は 私の嘘を照らさずに
夜風に揺れる木々はざわめき 不安な時を笑ってた

冷たく今解き放つ 私のやり方
遠い希望だけが この心 捉えてた

儚いまま壊れていく…すれ違う距離を感じて
いつまでも続く幻影に 私1人生きること
現実からは抜け出せない だから今日も演じている
深紅に染められた世界に 君の優しさを探し続ける…

鏡に映る真実だけを 信じる事の切なさを
認められずに強がりながら 全てが支配されていく

孤独に戸惑う度に 君の優しさが
本当に痛いから この心 閉ざしてた

今、私を切り裂いてく 痛みの中に潜む影
弱い自分を隠す為 愛する人を傷つけた…
終わりのない痛み抱いて 進まない時間を彷徨う
失う事を怖れる毎日 叶う事ない私の願いは…

逃げられない運命だから せめて優しい夢を見せて…
時間の止まらない永遠に 君と2人生きること
終わりのない痛み抱いて 進まない時間を彷徨う
失う事を怖れる毎日 叶うことなく続いてく

今、私を切り裂いてく 痛みの中に潜む影
弱い自分を隠す為 愛する人を傷つけた…
現実からは抜け出せない だから今日も演じている
深紅に染められた世界に 君の優しさを探し続ける…

◆エンディングテーマ曲
true eternity (とぅるーえたーにてぃー)
歌:fripSide/作詞:Satoshi Yaginuma/作曲:Satoshi Yaginuma

いつから寂しさに 気付かない振りしてたの?
重ねた想いにさえ 目を伏せる日々続いてた

捨てようとしたものは 昨日までの戸惑い
だけど君への想い 永遠 隠していた

私は取り戻せる 涙も微笑みも
大事な君の瞳 まっすぐに見ている
2人は歩き出せる その歩幅は違うけど
一緒に生きる事の 意味を見つけたから

お互いの切なさは 離れて過ぎ行く時間
いつでも感じている 痛みを解かす優しさを

夜の風が偽る 言葉に惑わされても
果てないこの想いに 永遠 導かれる

私は生まれ変わる 自由な夢を抱いて
素直なこの気持ちを 君に届けるから

私は取り戻せる 涙も微笑みも
大事な君の瞳 まっすぐに見ている
2人は歩き出せる その歩幅は違うけど
一緒に生きることの 意味を見つけたから

私は生まれ変わる 自由な夢を抱いて
素直なこの気持ちを 君に届けるから
2人は今始まる まだ幼い愛でも
刻んだその季節を 確かに生きて行く

◆BGM

01. 鳥羽莉のテーマ
02. 朱音のテーマ
03. 千佐都のテーマ
04. せせりのテーマ
05. 涼月のテーマ
06. 火乃香のテーマ
07. 胡太郎のテーマ
08. 学び舎
09. 演劇部
10. 白銀邸
11. 吸血鬼
12. 孤独
13. 贖罪
14. 青春
15. 喧騒
16. 告白
17. 悪戯
18. 遊戯
19. 恋心
20. 安息
21. 舞台音楽・物語
22. 舞台音楽・心線
23. 祝福
24. Red−reduction division−(Inst Ver)
25. Red−reduction division−(KARAOKE Ver)
26. true eternity(KARAOKE Ver)

【感想】

鳥羽莉 > 火乃香 > 朱音 > 千佐都 > 涼月 > せせり

こんな順かな。
ツンデレキャラ涼月ですが、デレの部分がほとんどないため下の方です。
まあ鳥羽莉が可愛いやね。
文化祭前と後で同一人物かと思うくらい変わるもん。
櫻子や佳推がサブキャラのわりにいい味出してます。
彼女たちがもっと前に出てきても良かったかな。
男キャラにもボイスがあると良かった。

▽▽▽ 以下反転ネタバレ ▽▽▽
小さい頃から胡太郎のことが好きだった鳥羽莉。
食餌目的と偽って胡太郎と身体を重ねるのも、本心を知られないため。
吸血鬼になったことで鳥羽莉は永遠の命を手に入れます。
白銀の男である胡太郎は吸血鬼にはなりません。
いつか来る別れを怖れて鳥羽莉は留学後、胡太郎を含む皆から記憶を消します。
それでも最後には胡太郎の前に現れてハッピーエンド。
月の箱庭シナリオの方は、胡太郎も吸血鬼になって鳥羽莉と永遠の時をともに過ごすようになります。
好きな人とはいつまでも一緒にいたいよね。
△△△ 以上反転ネタバレ △△△

鳥羽莉シナリオ以外では、朱音シナリオとせせりシナリオが好きかな。
文化祭当日の劇での胡太郎と朱音のやり取り、せせりが演じるレミューリアなんかみどころありです。

1つのサムネイルで40枚もあるのには驚いた。
40回クリックしないと一覧に戻らないんだから(笑)
せっかくだからもうちょっと舞台公演時や舞台衣装のCGが欲しかったです。
涼月のアルクラや、櫻子・佳推のCGなんかが特に。
胡太郎セレスもなかなか萌える。
もちろんNさんには到底適わないけどね(笑)

BGMは26曲。
OP曲・ED曲ともに好きです。
オープニングは結構かっこいいし、エンディングスタッフロールはベスト評価かも。
BGMで好きな曲は、『演劇部』『涼月のテーマ』『孤独』

アイキャッチが結構好き。
普通の立ち絵をモノクロにして効果音流すだけだけど結構いいと思う。
ディスクレス起動出来るし、コンフィグも使いやすくてグッド。
胡太郎ボイスをOFFにしててもたまに喋り出すのは困りもんです。
出来ることなら音声データ抹殺したいよ(笑)



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