遥かに仰ぎ、麗しの





タイトル 遥かに仰ぎ、麗しの
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発売日 2006年11月24日
原画 藤原々々
シナリオ 丸谷秀人、健速

【キャラクター】

メインキャラは6人です。
本校系と分校系が3人ずつ。
サブキャラが凄く多い。
絵のあるサブキャラは6人だけですが、絵のないサブキャラが軽く20人を越えています。
しかもそのサブキャラにだけ声を当ててる豪華声優陣。
彼女らも盛り上げるのに一躍買っています。


「おい! 労働者!」

日本最大の風祭グループの息女。
単純・短気・短絡的の三冠王。
まだ年端も行かない娘なのだが、学院の理事長代理の地位にある。
本人は一生懸命学院を良くしようと頑張っているのだが、生徒から教職員からも評判は悪い。
わがままで意地っ張りだが本当は泣き虫。
その根本には、出来すぎる兄と姉にコンプレックスを抱き、
両親に任された期待を精一杯果たそうという気持ちから来ている。
小さい頃からリーダと2人必死に頑張ってきた。
背が低いのと胸が小さいのにもコンプレックスを持っている。
仕事を司が手伝うようになってから徐々に変わり始め、周りも彼女を認めるようになっていく。


「お、お、おとうさ、ん」

自由を求め放浪する癖があり、いつもふらふらしている。
その澄んだ瞳は他人を捉えることをせず、常に遠くを見ている。
鷹月グループの一人娘で、両親からは『鷹月の後継者』としか見られていない。
自由に生きたい殿子は鷹月との確執を抱いて『凰華女学院分校』という檻の中で生きている。
檻から出られないため単位を取ることもなく講義の欠席が非常に多い。
いつもマントを羽織っていて、帽子が好き。
みやびを言い聞かせることの出来る唯一の人物。
最初は司そのものを捉えることがなかったが、自分を解ってくれると気付くと次第に心を許すようになる。
なんでもそつなくこなすことが出来る天才肌の持ち主。
梓乃とは小さい頃からの親友。


「あなたなんか大嫌いです!」

八乙女グループの一人娘。
一般の学校に通っていたが、そこでお嬢様特有の無知な行動を取り周り全てに拒絶されてしまう。
学友だけでなく教師までに邪険に扱われ対人恐怖症になってしまう。
幼い頃からの親友である殿子に対してのみ普通に接することが出来る。
殿子と親しくなる司に憎しみを覚えるが、やがて彼の優しさに惹かれ始めるようになる。
学院内で愛犬ダンテを飼っている。


「つ、司さん」

仁礼財閥の娘で、規律正しい真面目な少女。
分校系寮の寮長を務めていて、毎日変わらぬ規則正しい行動から『寮の標準時』と言われている。
相沢美綺のみに悪感情を有している。
来たばかりの司を幾度も助け、次第に栖香の方が助けられるようになり惹かれていく。
かなりの意地っ張り。


「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!」

落ち込んでいた司に声をかけてくる。
明るく天真爛漫な少女、それだけでなく他人に気を使い危険にさらさせたりしないようにしている。
奏と親友でいつも一緒にいることが多い。
陽道グループのトップ7のひとつAIZAWAの息女。
栖香の父が愛人に生ませた子で、栖香の腹違いの姉に当たる。
実の母の死後、相沢に養子に出されるが両親の愛をいっぱい受け真っ直ぐに育つ。
凰華女学院分校へは生き別れの妹に会うために入学し、他のワケありのお嬢様達とは異なる存在。
分校系シナリオでも本校系シナリオでも良く登場しイベント事を引っ張っていく存在。


「旦那様」

温室で植物の世話をし、やってくる人々に紅茶を振る舞う。
陽道グループの総帥蘆部源八郎の孫娘である。
源八郎の妻であった茜そっくりで彼の愛人にされる。
そんな境遇のため一族から嫌われ、李燕玲の提案で凰華女学院分校に入れられる。
李燕玲は彼女のたった1人の友達。
凰華女学院の最高の闇の部分である『ゲスト』の一人。
『ゲスト』の人間は単位を修得しても学院を出ることが出来ない。
邑那は10年以上学院にいて司よりも年上である。


ロシア人でフルネームは、『リーリア・イリーニチナ・メジューエワ』
風祭家の使用人として育てられてきた孤児。
小さい頃からみやびの教育係も兼ねて、居場所を探しながらずっと2人で頑張ってきた。
凰華女学院分校のメイド長でもある。


本校の方の生徒で寮長を務めている。
真面目でしっかりした少女だが、権力があり我が侭なみやびとはよく衝突している。
みやびシナリオでは両親が夜逃げし絶望の淵に落ちるが、司とみやびに助けられる。
ちとせと結構仲が良い。


分校の方の生徒で、美綺の親友。
暁に惚れており、隠そうともせずアタックを続ける。
美綺のことを『みさきち』と呼び、逆に彼女からは『かなっぺ』と呼ばれる。
単語を繰り返して言う癖がある。

サブキャラ
暁 光一郎 (あかつき こういちろう) 司の先輩である美術教師。茶化すことが多いが良き相談相手
通販さん (つうはんさん) 本名不明。いつも談話室で通販番組を観てて要らないものを購入している
志藤 由 (しどう ゆう) 司の後輩で志藤の後取り息子。なんでもこなす天才肌でみやびの婚約者になる
李 燕玲 (り いぇんれい) 邑那の元家庭教師の女性。面会日には欠かさず邑那に会いに来る
鹿野上 渉 (かのうえ わたる) 陽道の人間だが仁礼家に肩入れする。司と同じ孤児院出身
結城 ちとせ (ゆうき ちとせ) 本校系生徒。鏡花と仲が良い。舌ったらずのしゃべり方が結構可愛い
高藤陀 貴美子 (たかとうだ きみこ) 本校系生徒。司の担当生徒ではないが、智代美に会によく分校寮に来る
大銀杏 弥生 (おおいちょう やよい) 分校系生徒。マシンガントーカー娘。さらに人の話を聞かない
岡本 瑠璃阿 (おかもと るりあ) 分校系生徒。男のような女の子。司よりも背が高い
小曽川 智代美 (こそがわ ちよみ) 分校系生徒。ハムスターのような感じの娘。ボソっとしゃべる
神 千晶 (じん ちあき) 分校系生徒。いつも寝ている。イベント時だろうとテスト時だろうと
高松 千鳥 (たかまつ ちどり) 分校系生徒。姦しい金髪双子の片割れ。絵の才能が非常に高い
高松 鶫 (たかまつ つぐみ) 分校系生徒。姦しい金髪双子の片割れ。絵の才能が非常に高い
野原 のばら (のはら のばら) 分校系生徒。ぽっちゃりした少女。弥生の突っ込み役
溝呂木 輝陽 (みそろぎ てるひ) 分校系生徒。いつもおどおどしている女の子
三橋 香奈 (みつはし かな) 分校系生徒。栖香に次ぐおしとやかさだが、朝は非常にだらしない
風祭 雄大 (かざまつり ゆうだい) みやびの父。風祭グループ総帥で、みやびを手駒としてしか愛していない
鷹月 幸三 (たかつき こうぞう) 殿子の父。殿子のことを鷹月の伝統の歯車としか見ていない
鷹月 佐久子 (たかつき さくこ) 殿子の母。殿子のことを鷹月の伝統の歯車としか見ていない
仁礼 幸三 (にれ こうぞう) 栖香の父。仁礼財閥の当主。栖香のことを愛しているがすれ違ってしまう
仁礼 千鶴子 (にれ ちづこ) 栖香の母。和服を着ている優しそうな女性。やはり栖香とすれ違ってしまう
仁礼 正臣 (にれ まさおみ) 栖香の弟。同じ両親から生まれたと思えないほど栖香とは性格の違う少年
相沢 猪早夫 (あいざわ いさお) 美綺の父。司を『淫行教師』呼ばわりし敵視する
相沢 聡子 (あいざわ さとこ) 美綺の母。暴走気味の夫をたしなめる優しい感じの女性
ワンボ (わんぼ) 猪早夫の秘書であるタマデルリンガ人。日本人の奥さんと子供が5人いる
上原 唱 (うえはら となえ) 奏の母。女手一つで奏を育ててきた豪傑ママさん。関西弁をしゃべる
蘆部 源八郎 (あしべ げんぱちろう) 陽道グループ総帥。一族の者から怪物と恐れられている

【シナリオ】

オフィシャルHPより抜粋。


大学を卒業して教員免許を取ったものの、
教鞭をとる就職先が決まっていなかった主人公、滝沢司(たきざわつかさ)に、
上流階級の息女―お嬢様のみが通うことで音に聞こえた、
『凰華女学院(おうかじょがくいん)』から誘いが来る。
一も二も無く、その誘いに飛びついた司だったが、
指定された学院の所在地は、
案内状に書かれた『自然に囲まれ風光明媚な』という言葉に偽りこそないものの、
周囲に民家の一軒すら見当たらない半島の果てだった。

日に数本しか通らないようなバス停で降り、半信半疑のまま歩き続けること数十分。
突然視界が開け、何とも時代錯誤な西洋風の広大なお屋敷が姿を現す。
その建物に負けず劣らず、大袈裟な装飾を施された門の柱には、
そこが目指す場所であることを証明するかのように、『凰華女学院』の文字が刻まれていた。





やがて知らされる、真実の数々。

――ここは学院の『分校』として運営されていること。

――やんごとなき方々のお家事情などにより、
   一般社会から隔離された少女たちのみが在籍していること。

何もかもが初耳な話ばかりだったが、全ては後の祭り。

こうして、世間から忘れ去られたような僻地に建つ女学院を舞台に、
一風変わったお嬢様たちのお相手を務める、司の教師生活が幕を開けた。


まず第1話で本校系か分校系かに分岐します。
本校系は共通シナリオがほとんどなく、みやびにいたっては第3話から個別シナリオに入ります。
殿子・梓乃も第4話から個別シナリオですが。
分校系は共通シナリオが第5話くらいまでで、そこから個別シナリオに入っていきます。
他のギャルゲーと違って個別シナリオが長い長い。

■みやびシナリオ


■殿子シナリオ


■梓乃シナリオ


■栖香シナリオ


■美綺シナリオ


■邑那シナリオ


■エピローグ


【CG】

  ノーマルCG エッチCG SD CG
種類 45枚 23枚 15枚
差分 385枚 596枚 34枚

CG鑑賞モードで観れるもののみ集計。

【音楽】

◆オープニングテーマ曲
風のRhythm (かぜのりずむ)
歌:ゆうか/作詞:ドン・マッコウ/作曲:石井裕樹

風のRhythmで踊る自由な海鳥は
手を伸ばせば触れられそう
でも指に羽は高くて
遥かな夢は波の背で揺れるLullaby
まだ幼い祈りだけど運命を信じる
リボンの端 古びた本
ガラス玉と杏 季節告げる匂い
制服に忍ばせて
舞い落ちて行くサクラ色の花びらの中
あなたと歩き始めたいな

淡い予感は岬をめぐるバス通り
緑の丘の向こうから
ゆっくりと雲は流れて
哀しい事がどうぞ訪れないように
願う心は懐かしい歌を口ずさんで
机の傷 しおりの花
書き残しのポエム 校舎裏の子猫
大切な宝物
きらめいていく新緑の葉影
木漏れ日を抱きしめて二人
今 生まれ変わるBrand-New-Day

リボンの端 古びた本
ガラス玉と杏 季節告げる匂い
制服に忍ばせて
舞い落ちて行くサクラ色の花びらの中
歩きたいな
きらめいていく新緑の葉影
木漏れ日を抱きしめて二人
今 生まれ変わるBrand-New-Day

◆凰華女学院 学院歌
遥かに仰ぎ、麗しの (はるかにあおぎうるわしの)
歌:凰華女学院 声楽隊/作詞:戸谷秀厳/作曲:石井裕樹

海原に抱かれし 学舎に
清らに輝く 乙女達

互いを高めて 人事を尽くして
誠の正道 修めし時

遥かに仰ぎ 麗しの
奇し霊なる道 君みずや

新たな御代を 切り開く
焔を秘めたる 乙女達

眠る石磨き 光いや増して
常世をあまねく 照らし出す時

遥かに仰ぎ 麗しの
天の浮き橋 君みずや

◆エンディングテーマ曲
with a smile (うぃずあすまいる)
歌:ゆうか/作詞:ドン・マッコウ/作曲:石井裕樹

振り向けば見なれた校庭にも
思い出に花びらハラハラ舞う
(いつか    胸の奥に)
春の風に吹かれて
(生まれてた   感情)
秋に想いはつのり
これから歩みだす未来にも
アリガト じゃあまた

うつむいて歩いた通う道も
元気でと大きく手を振るのは
(もしかして   それとも)
出会ったのは偶然
(ずっと     捜していた)
交わす言葉はいつか
明日へ続いてるこの時を
別れの季節が景色を変える
悩んだ日々さえ愛おしいよ

夏の雨音に抱かれて

冬の朝 目ざめた
きっと笑顔忘れないと誓う
勇気をくれた貴方そして友達

今日は特別で晴れがましいね
あふれる涙を見せないため

運命に導かれてた

宝物なってた
大切に胸に抱きしめるから
つまいづいても気持ちは負けないで歩く     それが約束

(いつか    胸の奥に)
春の風に吹かれて
(生まれてた   感情)
秋に想いはつのり
これから歩みだす未来にも
アリガト じゃあまた
明日へ続いてるこの時を

夏の雨音に抱かれて

冬の朝 目ざめた
きっと笑顔忘れないと誓う
勇気をくれた貴方
大切に胸に抱きしめるから
つまいづいても気持ちは負けないで歩く     それが約束

◆BGM

01. 凰華
02. 風薫る朝
03. 普通の一日
04. 貴女とお茶を
05. 一人振り向いて
06. やんややんややんや!
07. 御免あそばせ
08. 理事長ご機嫌如何
09. 青空に駆け足
10. 同じ雲を見つめて
11. ゆりかご
12. 星空と潮騒と
13. 血族
14. あの日の夕暮れ
15. 窓を打つ雨
16. 届かないもの
17. 暗闇に遊ぶ
18. 深淵
19. 踏み出した一歩
20. 茨
21. ともしびのうた
22. 夜明けを運ぶ風
23. 季節の影
24. 伴奏『遥かに仰ぎ、麗しの』

【感想】

栖香 > みやび > 梓乃

はっきり言ってシナリオに関しては本校系の方がおもしろいです。
だけど、どのキャラが好きかとなると話は別。
正直、栖香・みやび・梓乃はほとんど互角と言って良いくらいです。
それでも栖香になったのは生真面目な一面ととぼけた一面のギャップが可愛いからかな。
二面性を持っているのはどのキャラにも共通しているのでそれが全てではないでしょうが。
理屈ではなく、感情で好きってことでいいのかもしれませんね。
すみすみ最高の名言がコチラ
サブキャラでは鏡花&ちとせコンビが好き。
鏡花もちとせも十分にヒロインとしての魅力があると思います。
分校系生徒は弥生&双子がおもしろいな。
名前のないキャラが何人かいますが、彼女達もフルボイスなのだから全キャラに名前付けてあげて欲しかったな。

▽▽▽ 以下反転ネタバレ ▽▽▽
■みやびシナリオ
みやびの弱さに触れた司は、彼女に救いの手を差し伸べます。
しかしその手を払いのけてしまうみやび。
そこで司は脅迫手段に出て彼女の秘書に収まることに成功します。
表向きは金のため、そして本心は彼女のため。
司に手伝ってもらってから徐々に変わり始めるみやび。
仕事が良い方向に傾き学院生や教職員から認めるようになります。
自分が今までどれだけ意地を張っていたのかを思い知ります。
そして今度は司が自分を助けてくれるのが、金に裏打ちされているのを悲しく感じるようになります。
他の学院生たちはそうではないのに、自分だけが金銭に裏打ちされた関係。
けれどリーダから自分もそうではないと聞かされ、みやびは幸せに包まれます。
そこから彼女は司に想いを寄せるようになりました。
ところがある日、リーダが司にみやびのことでの悩みを打ち明けているのを盗み聞きしてしまいます。
親に捨てられたことを知り悲しみの淵に落ちるみやび。
ですが、司とリーダという新しい家族に支えられ彼女は元気を取り戻します。
年が明け、風祭のパーティーに出たみやびは両親から婚約が決まったことを告げられます。
相手は司の親友である志藤由。
司は相手が彼ならとみやびのことを任せようとします。
自分の弱さを偽りみやびの事を傷付け。
そんな司を説得したのは誰でない彼女の姉であるリーダでした。
立ち直った司はみやびを受け入れ、彼女とリーダを愛していくことを誓います。
表向きは婚約話を残したまま、3人は学院でこれまで通りの幸せな生活を送るのでした。

■殿子シナリオ
司が殿子のことを理解するにつれ、彼女の方も司を今までいなかった大人と認め始めます。
そんな司にどんどん惹かれていく殿子。
梓乃の不安にも気付かず司と友達の間柄になります。
そして鷹月から受けられなかった愛情を欲し、司に父親を求めます。
最初はあたふたしていた司も彼女を娘のように接することにします。
そんな中、司は殿子に教えてもらった戦闘機を作りはじめます。
危険があるかもしれないから殿子にも秘密で。
放課後になると司が消えることに気付き始めた殿子は彼の行方を捜し始めます。
そして見つかってしまう司。
殿子は激怒しやめるよう言い詰めますが、
司はなんとか説得し殿子が見ている時のみするという約束をし作業を続けることになります。
次第に殿子はその飛行機と自分を重ねて見るようになっていきます。
もしこの飛行機が飛ぶことが出来れば自分も自由になれるのだと。
しかし鷹月が殿子にかけてくる圧力が次第に強くなっていきます。
もし司と仲が良いことが鷹月にバレたら彼の身に危険が迫る。
そう考えた殿子は司から距離を取り始め、彼の前から消えることにします。
梓乃とみやびを仲間に加えて作業は順調でしたが、司は手を止めてしまいます。
側に殿子がいなくてつまらないから、という理由で。
それを知った殿子は気持ちを抑えきることが出来ず彼の前に再び現れます。
結ばれた2人は飛行機を作る作業を再開しました。
3月になりついに完成する飛行機。
これが飛べば自分も自由になれると思う殿子。
しかし、少し飛んだところで飛行機は空中分解し海に消えてしまいます。
真っ青になる殿子でしたが、彼女の心配とは裏腹に泳いで戻ってくる司。
そして彼は言い放ちます、『次の飛行機を作る』と。
諦めの良い殿子はそこで気付きました、何度でも何度でも挑戦することが大事なのだと。
2人は永く鷹月と戦い、最後には結ばれて幸せになることが出来るのでした。

■梓乃シナリオ
対人恐怖症の梓乃は学院では殿子以外の人間は苦手です。
逆に言うと、殿子のことは誰よりも良く見ています。
そんな彼女がどんどん司と仲良くなるにつれ司を憎むようになっていく梓乃。
最初こそ些細なイタズラを仕掛け司を学院から追い出そうとします。
ところが全て裏目に出てしまい司に対する評価は上がる一方。
殿子の彼に対する信頼も厚くなってしまい踏んだり蹴ったりでした。
しかし、結果的に梓乃の司に対する憎しみも薄れていきます。
梓乃自身が周囲に溶け込むようになり、仲間といることの楽しみに触れたからでした。
万事良く進みましたが、花火大会の日に殿子の告白を盗み聞きしてしまいます。
彼女は梓乃のことを司に任せると言い、
それを聞いた梓乃は殿子に捨てられると思い最後の手段に移る決意をします。
司に性犯罪者のレッテルを貼り付け社会的に抹殺することに。
計画は順調に進みますが、侵入者が本当に現れて襲われてしまいます。
真の恐怖を味わう梓乃ですが、司によって助けられます。
そして梓乃は自分のやろうとしていたことの真の意味に気付き、同時に司に守られていたことにも気付きます。
対人恐怖症だけど司に恋した梓乃。
彼女は司の欠陥部分を見つけ、それでも愛し合えるよう司を受け入れるのでした。

■栖香シナリオ
最初こそ司を助け続けていた栖香。
ところが次第に栖香の方が司に助けられるようになっていきます。
さらには司の計らいで美綺とも距離が縮まって仲良くなり始めます。
ところが、実家同士で事件が起き栖香は司・美綺・邑那を拒絶するようになります。
それでもなんとか司とは仲直りすることができ、恋人の関係になります。
仁礼の娘として純潔だけは捧げませんが、お見合いをすることになりいよいよ処女を捧げます。
そして栖香はその見合い話を断らず受けます。
ショックを受ける司でしたが、彼女の家に乗り込み両親と対峙します。
両親と話をすると互いがすれ違っていたことに気付かされます。
見合い話は流れ、司は栖香を取り戻すのでした。

■エピローグ
司が学院を去った何年か後。
新しい1人の新任教師が凰華女学院分校にやってきます。
迎えたのはメイドであるリーダ。
彼女に案内された新任教師は学院の至るとこでヒロイン達の痕跡に触れます。
栖香の痕跡である桜吹雪。
邑那の痕跡である温室。
殿子の痕跡である青い大空。
梓乃の痕跡である中庭。
美綺の痕跡である凰華ジャーナル。
そして彼は講堂に辿り着き、理事長である風祭みやびに迎え入れられるのでした。
△△△ 以上反転ネタバレ △△△

日記でも散々書いてきましたが、感動します。
無論、人によって受けるものはそれぞれだとは思いますけど。
ネットでの評価も良いようですが、たまに批判してるサイト見つけると腹が立ちます。
まあ私も人のこと言えないのですが。
AIRやCLANNADが泣けるとか感動するとか言ってる人多いけど、『頭大丈夫か?』って思いますもん。
各キャラのシナリオで1番好きなシーンがある話は色変えておきました。
ゲーム中で最も好きなシーンは、みやびシナリオ第6話。
リーダが出所不明の寄付をしていることにみやびが気付き、そこから司の本当の思いに気付くシーン。
あそこはホント泣けます。
何度やっても泣けます。

CGは種類がはっきり言って少なく感じます。
1種類の差分CGはかなり多いのですが。
立ち絵の表情バリエーションは多いので文句なし。
チビキャラCGもあるんですが、これももっと多くあって欲しかったね。
立ち絵とCGでちょっと絵の感じが違うのも多く感じました。

BGMは24曲。
エンディングテーマがゆったりしたバラードでとても良い。
残念なのはスタッフロールで流れるのがショートバージョンであること。
でも特典のサントラCDにフルコーラスバージョンが入っているので問題なしだね。
サントラの発売を待つ必要ないから。
カノギと互角なほどの良作ですが、音楽面に関しては惨敗ですね。
決して悪くはないのですが、カノギが良すぎたな。
BGMで好きな曲は、『ゆりかご』『届かないもの』『ともしびのうた』

ディスクレス起動可です。
アイキャッチがあるのですが、この点はカノギに負けてるね。
サブキャラが全員フルボイスなのはカノギに勝っているところ。
以前、カノギが歴代2番って書いたけど負けず劣らず良い作品ですわ。
今年は当たりの年でした。



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